先生の日記

保育士資格(幼稚園教諭免許も!)を持ったピアノの先生の日記。
岡山市北区庭瀬駅周辺の吉備・陵南学区から、レッスンに来てくれている子どもさんたちとの楽しい日々をチラッとご紹介♪
新しい生徒さんの無料体験レッスン、いつでも大歓迎でお待ちしています。
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4282 世界に数台、日本に一台のスタインウェイピアノ!

全主要ピアノメーカーの中から一番好きだったメーカーを選び、今度はそのメーカーの中からモデルを選び、さらに選んだモデルを合わせて24台弾いて、その中でやっと「このピアノをうちの生徒さんたちに弾いてもらいたい!」っていう個体を、あくまでも僕のレベルで出来る限りの力を振り絞ってなのですが選び抜いた、山本あきひこのぴあの教室のレッスン生徒さんたち用スタインウェイグランドピアノB型矢印

 

おかげさまで生徒さんたちの評判は上々っびっくりハート

 

今では、最初の体験レッスンの時に生まれて初めて本物のピアノに触れて、生まれて初めて触ったピアノがスタインウェイだ!っていう生徒さんもたくさんになりましたわーい♪

 

、、、本当に小さな自慢、どうかお許しくださいお願い

 

その時の一所懸命さに比べて「自分のはまぁまぁでいいや〜アンパンマン」チャラチャラ〜っと選んで失敗した僕用のピアノアンパンマン

 

思い切って買い替えることにしました。

 

僕にとっては大きな大きな決断。

 

もし生徒さんたちに迷惑をかけるようなことになったら、それこそ本末転倒。

 

もしかしたら、初めて買った生徒さん用のスタインウェイが届いたときみたいに「やってしまった」アンコールの気持ちになるかも知れないけれど、、、。

 

でも、やるからには二度と同じ轍(てつ)を踏まないように筋肉

 

 

スタインウェイピアノは手作りゆえに、音色や響きの広がり、音の深さ、明るさ、落ち着き、個体ごとのオーラなどなどが本当に、一台一台全く異なります。

 

実は、買い替えに当たって、目星をつけていた個体がありました。

 

それは、あるピアノ販売店さんのサンプル動画に上がっていた新品のB型の一台で、その一台だけ、パソコンの音源で聴いても他の個体と比べて音が太く、なんだか僕が好きな音のような気がしました。

 

そちらの個体は、スタインウェイジャパンが持っているのですが、仮に群馬県高崎市にある販売店さんが展示されているという情報を掴み、昨年9月に行って来ました。

 

高崎まで行く前に、東京のスタインウェイジャパンにもお邪魔させて頂いて、在庫のB型を何台か(ノーマル、クラウンジュエル、木目、限定モデルなど)弾かせて頂いてから、その高崎のお店へ、、、。

 

現物を確かめて、もし購入するなら、一度スタインウェイジャパンに戻してもらってから広島・浜松ピアノ社さんを通してお世話して頂くつもりで、そちらの高崎のピアノ販売店さんにお邪魔すると、、、。

 

店:「あ〜、それ2年置いてたんですけど売れないから、スタインウェイジャパンに先週返したところだったんですよアハ

 

僕:「さっきスタインウェイジャパンに行ったところでした顔

 

一応、お店に展示されていたスタインウェイB型を一通り弾かせて頂いて、そちらのお店を後にしました

 

高崎駅在来線ホームの立ち食いそば屋さんで260円のそばで晩ごはんにして、寝台特急サンライズで岡山に戻り、早速スタインウェイジャパンに電話をかけてみると、、、

 

僕:「これこれで、、、」

 

ス:「あー!そういえば帰って来てたのがありました!その個体、あまりにも売れなくて、出すのを忘れてました汗

 

僕:「弾けるように用意しておいて頂く事は可能ですか?」

 

ス:「もちろんです!その個体と、合わせて別のB型も用意しておきます」

 

で、後日、その個体とついに念願の初対面をしました↑↑

 

いざ、試弾。

 

あっビックリ!!

 

生まれて初めて、ピアノの声がはっきり聞こえたのですっわぁお

 

ピ:「どうせお前もおれを選ばないだろう」

 

僕:「えっ??

 

びっくりしました。

 

プロの演奏家の方たちはピアノや持たれている楽器と会話をするとよく仰られるのをお聞きするのですが、恥ずかしながら僕は楽器の声を聴いたのはその時が生まれて初めてのことでした。

 

ピ:「どうせお前もおれを選ばないだろう」

 

僕:「そんなことはないかもよ。僕は君を弾くためにここに来た」

 

ピ:「・・・」

 

それからキラキラ

 

ピアノの音が、明るく輝くように鳴って、、、

 

、、、って、そんなマンガみたいなこと、あるんかいなやかんさん

 

、、、でも、現実だねっ

 

それからその個体の気になるところをスタインウェイジャパンの技術の方にお伝えし、どのくらい修正できるか、また僕の耳にはものすごくボディが鳴っている個体のように感じたけれど、それに間違いはないか、技術の方の印象も教えて頂いて、、、。

 

表面に出てくる音は、そうではないのですが、ボディと響板の鳴りは他の個体と比べて群を抜いていて、それは技術の方もピアノを直接叩いたり響板を特殊に触ってみたりして「間違いありません。これ、他の個体と比べて抜群に楽器本体がものすごく鳴ってます」って確かめて下さって、、、。

 

その鳴っている音は、

 

技:「明るい音色の個体で、響きは深いところから伸びる印象で、年数が経つと音色が深い方向に伸びていく個体が持つ特徴を持っている個体だと思います」

 

僕:「それを探していました!」

 

 

それから後日、お願いしていた響きの修正具合の確認に今回のピアノ選び3度目の上京をし、

 

技:「こんなに変わるとは、ちょっと驚きました」

 

僕:「僕はきっと、もっとびっくりしています」

 

で、タッチをその日展示されていた特殊モデルの鍵盤を示して、

 

僕:「僕、これの鍵盤が一番好きなんですけど、出来ますか?」

 

技:「わかりました筋肉

 

 

それから後日、ピアノ選び4度目の上京をし、

 

技:「タッチはいかがですか?」

 

僕:「もう僕が思っていた以上で、僕には思いつくアイデアがありません;

 

技:「喜んで頂けて良かった笑

 

なんと、お話ししていなかったダンパーまで、僕が今までに弾いたことがあるどのホールのピアノよりも完ぺきに調整されていました。

 

本当なら技術者の指導に全国を回ったり、海外からのアーティストが来日した際に腕を振るわれるはずのスタインウェイジャパンの技術部門トップのTさんが直接して下さっていたのでした福助汗

 

それが、

これ。

 

日本に輸入されてから2年間も展示されていたのに売れなかったのは、パッとの印象で中高音が響かなかったことと、

この個体、通常のゴールドと違って、金属部分にクロムメッキがされた、

シルバー

なんです。

 

スタインウェイ独特のサウンドベルも、

ちゃんとシルバーpatipati

 

スタインウェイがその160年の歴史上初めて試作してみたシルバーほんの数台の中から、日本に一台だけ輸入されたB型。

 

シルバーは日本にあと2台、O型が輸入されているそうなのですが、B型は今は日本にこの一台だけ。

 

ピアノごとに刻まれているピアノ内部のモデル番号から、シルバーのB型としては世界生産2台目の個体らしいです。

 

通しの製造番号は、

599808番。

 

これから半世紀以上、毎日の時間の半分以上をその前で過ごすかもしれない僕用のピアノ。

 

同じ轍を踏まないように、4度の上京で、納得いくまでわがままを通して選びました。

 

プロのピアニストでもないのに言う僕のわがままを聞いて下さったスタインウェイ社の皆様、また根気強くじっくりとピアノ選びに付き合って下さった広島・浜松ピアノ社の社長さん、またこのピアノを作って下さった職人さん、ピアノになってくれたたくさんの木、そして、こんなわがままにピアノを選んでいたことを「先生、ほんとにピアノ好きなんじゃなぁ」って好意的に受け取って下さった生徒さん、保護者の皆さまのおかげです福助

 

本当に本当にありがとうございます福助福助福助汗

 

 

そして、いよいよピアノがうちにやってくる日が、、、。

 

続きは明日、ご紹介いたします福助

| やまもとせんせい | Myスタインウェイ | comments(2) | - |

この記事に対するコメント

初めまして。私は高崎市民で、ネットサーフで見つけました。
クロームのB、ご使用頂いているんですね。嬉しいです&#10024;
実はそのピアノ、私が中学の職場体験学習(2016)でピアノプラザで働かせてもらった際にちょっと弾きました。入荷の知らせを聞いたのはその1年前。「なんだこれは!」強い衝動で手に入れたく思いましたが、学生の自分には買えません。そして1年経って対面し、まずピアノそのものが輝いている、また明るく澄んだサウンドに衝撃を受けました。愛する人がいるのに眠ってしまっていたのは残念ですが、あのピアノに惹かれる方に買っていただき嬉しいです&#10024;
そんな過去の影響もあり、現在私はシルバーのBOSTONを愛用しています。シルバーのピアノは、心理学的に明るい音に聞こえるそうです。視覚的に、音が違って聞こえたのかもしれませんね。世界で2台はとても価値がありますね。私のは世界で125台、日本に5台あります。貴重な物ですのでどうぞお大事になさって下さい。またクロームピアノのオーナーとして、ピアノライフを共に満喫しましょう&#9786;&#65039;
長文失礼致します。
Kyosuke Sato | 2018/03/28 4:01 PM
初めまして。
コメントありがとうね!
返信が遅くなってごめんなさい!
ボストンの記念モデル使われているのですね。
ちょっとテンション上がりますよね。
実は、このシルバーのB、日本にドイツから運ばれて来たタイミングで、たまたま東京のスタインウェイジャパンに用事があって行っていて、その時に初めて見ました。
「見た」と言っても、本当に入ったその日で、まだ梱包されたままの状態だったんだけど、スタインウェイの人が「珍しいシルバーが入ったんですよ」って、チラ見せしてくれました。
日本の一般の人でシルバーのスタインウェイを見たの、私が最初の人なんだそうです!
ちょっと嬉しくて、高崎に展示されている間も2年も売れなくて残っていてくれて、本当に良かったと思っています。
最初、中音域が表面上は鳴らなくて、それでかな?
スタインウェイジャパンの技術のトップの方に直接お願いして調整し直して頂いたらさらにすっごく良くなりました。
めっちゃ気に入ってますよ!
ブログも読んでくれてありがとうね!
やまもとせんせい | 2018/03/31 10:26 AM
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